Mail Magazine 「Jiro's Club」
バックナンバー  0809

'08'09 シーズンのコラムです。

 

_09コラム:ボードに効くツボVol 1
「初滑り」081111
今年から始めたテクニカル合宿の講習で11月1日軽井沢に滑りに行ってきました。シーズン初は足裏感覚が戻るまで、少々時間がかかると昨年もコラムに書いたように、講習とはいえ、やはりエッジングが雑になっているのが自分でも分かりました。エッジを立たせたと思っても立たず、逆にねかせたと思った瞬間に変な引っかかりを感じたりと、まあ感覚がにぶってましたね〜。そんな時にオススメなのが「フラットスイング」その時にも練習メニューとしましたが、まずポジションは前足軸を作ります、前足は直滑降の軌道を走らせ後ろ足は車のワイパーのようにスイングさせる。この時エッジをかけないように出来るだけフラットをキープするようにします。スピードが直滑降と変わらないくらいでていれば出来ている証拠。慣れてきたら前足の軸から変化させて、真ん中に軸を作り、荷重配分を前後で均等にします。そして前足と後ろ足両方を振ってください。フロントもバックサイドも均等に振ってください。エッジング&軸の調整にもなるし、ショートターンの良い練習にもなります。おためしあれ〜

 

 


_09コラム:ボードに効くツボVol 2
「目力」081116
滑走する時その先の地形がどうなっている・・・把握していなければ体が思うように動いてくれません。目をつぶっては滑れませんよね〜。自分なんかは霧が濃くホワイトアウトした時に転んだり、超高速で荒れたバーンだと眼球がゆれて景色が見えなくなり怖い思いをしました。とにかく地形を充分把握すればするほど良いことまちがいなし!そのために目力を鍛えておきましょう!家の中でも出来ますよ! 

 例えば自分の机の上を5秒間見て目をつぶり、頭の中で隅々まで思い出せるかやってみる。さらに難易度を上げるとすれば、目をつぶったまま、想像できている机上のモノを(鉛筆やノート、消しゴムなど)人差し指一本でさわってみる・・・ほら難しいでしょう。 路地や公園、いろいろなところで景色を短時間で記憶し、頭の中で距離感や色彩などどれくらい記憶できるか、やってみてください。きっとライディング中の見え方、体の動き方が変わってくると思います。

 

 

 

_09コラム:ボードに効くツボVol 3
「道具」081201
私がボードをやり始めた1990年ごろ、スノーボードは今のよう に完成されていなかった。今回はそんなお話しです。 まだデッキには今のようなビンディングを止める4_4 用のビス穴が存在しなかった。つまりまっさらなつるっとしたよう な板だった。スゴく重かったし、しなり具合もそんなになかった。 そんな板に一体どうやって??とめていたのか・・・ 当然ビン ディングにはディスクがなくチーズのように無数の穴が空いてい て、どこの穴を使っても良いからビスを通しなさいという具合だっ た。では肝心の板の方はというとバインに合わせて、板に穴を開け てとめていたのだ。では、どうやってスタンス幅やアングルを決め ていたのか・・・・「えい! ヤー!!」で決めていました。今では考えられないけど・・ それから時はたち、イントラの卵時代 (15年前)になると、道具をカスタムメイドしまくりました。 今商品化されている当時なかったモノを自分のアイデアで作っていました。例えばガスペダル、つま先の足裏は当時すかすかでウ レタンパットをビンディングつけていました。それからブーツのタ ンが柔らかいのがレスポンスの悪さだと判断し、アルペンブーツの タンのパーツをアウターとインナーの間に挟んで硬さを出していま した。ビンディングは割れてしまうかもしれないのに、あちこち穴を開け重量を少しでも軽くしました。アンクルストラップも当時は 平らな形状だったので肉盛りして3D的に脚型にフィットする ベルトを作りました。ハイバックのフォワードリーンを強くするた め、ヒールカップをかさ上げしたりしました。こう考えると今の商品はニーズがあって出来上がっているということが実感できます。これからもニーズがあるかぎり道具は発展し続けるでしょう! 

 

 

_09コラム:ボードに効くツボVol 4
「イメージに合わせる自分をイメージする」090108
自分なんかでもレッスン中に「イメージを作ってから、スタートしてください。」とかってよく言います。ただ上手くイメージする事って案外難しいですよね。
そんな時やってほしいのが、「上手くイメージに合わせられる自分をイメージする」これはどういう事かというと、まず始めに通常のイメージ通り、自分の前を行く上手い人をイメージしたとします。その上手い人に続いて上手くこなしている自分の映像をあたかも第三者が観ているように、様々な角度(ここが大事)から想像するのです。つまり平面的な想像をより立体的に想像するということです。そうすることによって、距離感や斜度、時間といったようにより多くの情報がイメージできるようになるでしょう。皆さんもお試しあれ! 

 

 


_09コラム:ボードに効くツボVol 5
「バックサイドとフロントサイド」090128
よくフロントサイドは切れるけど、バックサイドはいまいち・・・ という人が、私を含めほとんどだと思います。ではなんでそうなのか? 人間の体はかかと側の上にあるからです。それは次のような2つの影響力があります。

1、「バランス」つま先立ち、かかと立ち、どちらが1分間耐えられやすいですかと聞かれれば、みなさん「つま先立ち」と答えるはずです。やじろべえの原理といっしょでつま先の方がバランスを保ちやすいのです。 そして私が考えるもう一つ要因 

2、「荷重ポイント」関節を曲げた時に、重心(へその辺り)がバックサイド側に出やすいため、バックサイドターンではターンの内側に重心が入りすぎ、圧力をダイレクトにボードかけづらい つまり出っ尻スタイルでボードに圧をかけづらいのです。さあー 今日からボードに仮想のセンターラインをひいて、そこにめがけて腰を落とすようにがんばりましょう!それが出来た時バランス能力は飛躍的に変わるはずです。

 

 

 

_09コラム:ボードに効くツボVol 6
「バックサイド攻略」090201
前回のコラムに続いて、もう少しバックサイドに関して掘り下げましょう。苦手なバックサイドは心理的に「早くターンして曲がりたい」「背中側にターンするのは見えなくて怖い、倒れるのが怖い」「バランスがとりづらい」など様々。皆さんもどれかに当てはまるのでは。傾向として、バックサイドの円弧がフロントサイドに比べ小さくなります。もちろん例外的な方もいらっしゃると思いますが、、、そんな時、少し視野を広げてターンの外側も(内側を中心にですが)見るようにしましょう。そうすれば切り替えでクロスオーバー(身体を谷側に投げ出す)の方向がターン外側に寄って(斜面に対して横方向になって)、しっかりとした谷回りが可能となるはずです。一方のフロントサイドは谷側がはじめから見えているので、恐怖心から谷に飛び込む事はあえてせず、斜面に対して横方向にクロスオーバーしています。そう、ここまで説明すればターン弧をコントロールするカギはこの切り替え時の身体を投げる方向となる事は明らかですね! To be continued

 

 

 

_09コラム:ボードに効くツボVol 7
「バックサイド攻略2」090205
前回のコラムに続いて、さらにバックサイドに関してもう少し掘り下げましょう。 ではズバリ!バックサイドターンの恐怖心を打ち消す方法は・・ひねりを使います。上半身も下半身もをひねる事で見えづらかった進行方向の景色が見えて安心感を得るのと同時に、ひねりの力はボードに伝わりエッジグリップ向上という2つのボーナスをちょうだいできます。切り替える時にはあまり膝がグラグラしてはいけません。筋肉でしっかりサポートしましょう。前足はどちらかというと伸ばして「突っ張り棒」のイメージでターン方向へひねります。ひねりの度合いはスタンスアングルによるので個々に違っていてOK! 上半身、下半身のひねりは腰が常にボードのセンターにあるように調整する役割も大きいです。力やひねりは仕事と考えれば、大切なのは最小限の仕事で最大の効果を得るということ、それにはタイミングや量が適正である事が必要です。(説明するのってちっと難しいな〜) 
To be continued

 

 


_09コラム:ボードに効くツボvol 8
「イメージトレーニング」090205
僕がテク選前に行なうイメージトレーニングを紹介しましょう!大会やバッジ検定など、はたまた急斜面を滑るときなど応用すれば、きっと役立つと思います。今日からイメージトレーニングを始めよう!
目をつむって 目の前に広がる大会バーン ギャラリー、ジャッジ、ゲレンデ端の木々も想像して緊張感を高める!! そして出走順の前の人5名程が滑るのを見終わった時、スタート員の合図でスタートを切る自分! ロングターン(どちらから入ってどちらで終了するか決めておく事)1ターン目のプレターンから切り替える地点がバーンの真ん中で谷回りを余裕を持って入って行く、リズムや呼吸法でターン弧を一定に、運動が止まらないようにイメージしてターンして行く  こんな感じで各種目 繰り返しイメージしておくと本番スタート前に焦らないで冷静にいられます。本番までに最低でも20回はやっておこう!! 

 

 

 

_09コラム:ボードに効くツボvol 9
「芯の軸を作る No1 カービングターンの鍵」090307
低速で立ったまま(脚をほんの少し曲げた状態、見た目に立っている状態)カービングターンをしてみよう。体はあまり倒す事は出来ないが、バランスのいい所をさぐるように行なう。ではここで質問 〜の部分を想像していれてください。 Q1 バランスを取るため頭から倒れるのでなく、〜から倒す意識で行なうとエッジグリップがよくなる。
回答は vol 10の(内)に載ってます

 

 


_09コラム:ボードに効くツボ vol 10
「芯の軸を作る No2 カービングターンの鍵」090309
 脚をほんの少し曲げた見た目棒立ちの状態で低速カービングターンをしてみよう。体はあまり倒す事は出来ないが、バランスのいい所をさぐるように行なう。バランスを取るため頭から倒れるのでなく、(足元)から倒す意識で行なうとエッジグリップがよくなる。その時、前足裏から雪面をしっかりと捕まえるようにしよう。さらにターン方向へひねりも加えていくとさらにグリップが増し、よりボードは曲がってくれるだろう。ただここで気をつけないといけない事がある。 The ひねり過ぎ! ここで今回の問題です。いったいこの「ひねり」とはどれくらいがちょうど良くて、どれくらいが ひねり過ぎなのか? またそのひねりとは具体的にどのタイミングでどこをどうひねっていくのか? ちょっと考えてみてください。


前回大勢の方から回答いただきました。ありがとうございます。 皆さんの参考になるかもと思った回答を勝手ではございますが、紹介させていただきます。
関東Aさんの回答:ヒールサイド側はかかとを踏みながらつま先を上げてハイバックに対してふくろはぎを倒すつもり。トゥサイドはぼしきゅうを押す感じで膝を倒すつもり。
回答に正解、不正解はないと思います。考える事、それがいい方向に導いてくれると自分は思っています。

 

 

 

_09コラム:ボードに効くツボ vol 11
「芯の軸を作る 3(カービングターンの鍵)090319
 脚をほんの少し曲げた見た目棒立ちの状態で低速カービングターンをしてみよう。体はあまり倒す事は出来ないが、バランスのいい所をさぐるように行なう。バランスを取るため頭から倒れるのでなく、足元から倒す意識で行なうとエッジグリップがよくなる。その時、前足裏から雪面をしっかりと捕まえるようにしよう。さらにターン方向へひねりも加えていくとさらにグリップが増し、よりボードは曲がってくれるだろう。ただここで気をつけないといけない事がある。 The ひねり過ぎ! (もちろんこのひねりはボードに的確に伝えなければいけません。ボードにより近いとこで力を発生させた方が瞬時にダイレクトに伝わるります。これまた足元をひねるという事ですね。私が思う The ひねり過ぎ とは、ボードがズレてしまう程のひねり過多とポジションバランスを保つための腰から上の必要以上のひねりだと思います。足元のひねりは切り替える直前からターン中盤もしくは2/3まで。みなさんいろいろ試してみてください。) 

 

 

 

_09コラム:ボードに効くツボ vol 12
「シンプル イズ ベスト」090330
先日とその前の週、今シーズンテク選優勝者の米倉選手と一緒に滑った。テク選の報告文にも書いたが、彼のショートターンは無駄の無い素晴らしい滑りをしていた。フロント、バックサイド共、ストレート軸からの加重が、適切な量と良いタイミング行なわれている。聞いてみると「シンプルな滑りを目指している」と言う回答。彼の滑りは腕の形や手の位置がどうこう、ひねりが・・・という風には見えてこない。とにかくシンプル。動きや荷重量、ひねり、様々な運動要素を使っているが、必要最小限 無駄がないように見える。ロングターンやショートターン、ベーシックにダイナミック・・・動きやターン弧を変える時、当然運動要素を変えて対応しなければならない。自分がしていることが果たして無駄なく行なえているのか?みなさん今一度考えてみてはいかがでしょうか。 私自身、そんな疑問符がテク選終了後から頭の中に浮かんでいます。

 

 

 

_09コラム:ボードに効くツボ vol 13
「春コブ楽しくクロスオーバー」090415
先日久しぶりに入ったコブ斜面、これまでと違った発想で滑ってみると新鮮で面白く感じました。普通滑る時に上半身を安定させ、下半身を動かしていくことに注意しますが、今回はそんな考えを一度置いといて。コブの側面をバンクに見立てて、体全体を垂直方向に合わせていきました。もちろんやりやすいコブとそうでないものがあるので、皆さんもやりやすい所をチョイスしましょう。切り替え動作の練習になることは間違えないでしょう。コブに入る時に思いきって体を倒して内傾させる、 中盤からは次の入り口めがけて体を起こしていき、早めにクロスオーバーの準備をする。目線は3〜5個先を見るようにしよう。 はじめは2コブくらいから始めて、徐々に数を増やしていこう。軸がタイミングよく、面直にできればスゴくきもちいはず。皆さんもお試しあれ。

 

 

 

09コラム:ボードに効くツボ vol 14
「ツボを考える」
自分の滑りをすることを目標として、出来たか否かを気にしている。ではその自分の滑りとは・・・なんなのか? それは自分が思い浮かべる最高の滑り、理想の滑り、今の自分に足らない要素を含んだ滑り、誰もが納得するような滑り・・・いろいろあると思う。そんな滑りを想像し、目標とすれば、自分の足らない所が見えてくるだろう。以下は09テク予選前に自分が考えていた種目別の課題
_ショートターン 
切り替えをメリハリつけて行なう。(手の動きやポジションの高低差を利用する)
早いタイミングの踏みで生き生きして見栄えのタするターンを目指す。
_ロング
谷回りに時間をかけられるターン形状
上体のぶれをなくす
_フリーライディング
スタートからぶれずにターン弧と動作を同調させる
明確なイメージと反復練習
成功率の高いトリックをさらに磨きをかける
全体の流れをスムースに
バーン幅と演技構成のバランスを美しく魅せる
以上参考まで。じろー

 


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